« やっと終わった | Main | 手足口病の副産物 »

Jun 23, 2005

ジグのこと

実家の愛犬ハナコ(ラブラドル・12歳)に、一昨年にあがったと思った生理が再開してしまって、子宮の病気かと心配した母が、亡きジグの実質的な主治医であった往診してくれる獣医さんに診て貰った所、子宮は非常に綺麗で問題ないと診察されたとの事。しかも、薬を出していないので、診察料は要らないとお金も受け取らなかったとの事だった。

ジグは2001年12月21日に我が家にやってきた。2002年10月19日に心臓病が発覚して11月24日に私の腕の中で亡くなった。そしてその1週間後にこうせいは産まれた。

ジグが2001年に我が家にやってきたとき、往診できる獣医師さんを、と思って母の犬仲間の人の紹介でこの獣医師さんに家にきてもらった。乳犬検診のときも、予防接種のときも、体を一通り診て貰った。シッポの巻き方がおかしいと言われた以外、凄く健康です、と、お墨付きをもらっていた。

そのジグが夏以降頻繁に倒れるようになって、ある日酷い倒れ方をしてすぐに診てもらおうとしたのだがその獣医さんと連絡がつかず近くの動物病院に駆け込んで病気発覚となった。

ジグの心臓の音を聞いたその動物病院の医師は、今まで医者に見せなかったのかと私を責めるような口調で言った。私は往診のことを話した。すると、こんなに酷かったのに気付かなかったなんてありえない、というようなことを言った。

私は戻ってから、往診の主治医に連絡を取った。驚いていた。

その後、私は何とかジグを助けようと身重な体で夫に会社を休んでもらって、板橋区にある「キタガワ動物病院」という心臓病の治療の実績のあるところにも診察に行った。
結果は「今亡くなっても不思議じゃないくらい」と言われた。出産直前なのに、ヒステリーのようになった。
健康な、実家のハナコまで愛せなくなっていった。

主治医からはあまり連絡は無かった。何故この往診の主治医に心臓病が判らなかったのか、謎だったが恨む気持ちは無かった。
ジグが死んだときも、私はどうやら連絡をしたらしい。覚えていないが・・・。

母が母の知人に聞いた話によると、この獣医さんは未だにジグのことを後悔しているとのことだった。
ハナコの往診の時にジグの話は全くでなかったらしいので、私と母が親子だと知らないのかも、と思っていたのだがこの獣医さんはわかっていた。それで、ハナコのことを聞いたときにすぐにかけつけてくれて、無料で診察をしてくれたのだろうと母と話した。

私はこの獣医さんには凄くよくしていただいた。ジグも、可愛がってもらった。
確かに何故判らなかったのかという純粋な疑問はある。

でも、死の当日、具合が悪くなっジグを、ジグの病気を発見してくれた近くの動物病院に連れて行ったところ、「心臓は落ち着いてますね」といわれたのだ。
赤いピンクの泡を吐いて、もう心不全の状態だっただろうに。

ジグの心臓病は「右室ニ腔症」というどうにもならない病だった。
でもジグは、病気が発覚する10月後半まで病院にも行かず薬も飲まず時々は倒れていたが大方楽しく元気に過ごすことが出来た。

病院嫌いなジグがもっと早く治療に入っていたら寿命こそは延びたかもしれないが、死の直前まで楽しくは暮らせなかったと思う。

そして1ヶ月の闘病ですら神経がおかしくなった私のことだから、闘病が長期に渡っていたらお腹の中のこうせいにも影響が出たかもしれない。

それを考えると、この経緯はジグの采配、運命なのだと思う。
だからこの獣医さんにはジグのことで苦しんで欲しくないと思う。誠意は伝わっているのだから。

|

« やっと終わった | Main | 手足口病の副産物 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference ジグのこと:

« やっと終わった | Main | 手足口病の副産物 »