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Feb 15, 2006

歯医者さんへ3

今日のこうせい歯医者も手ごわかった~。

やはり前回騙されたしこりがあって、口も開けない。先生が「初めからやり直しだな~」。

ガックリ。「初めから」とは、先生が手に持ったガーゼで口の中を掃除し、自分で口ゆすぎ台の機械を押して
水を口に含んでゆすぐこと。

10時に診療室に入って再び診療台を一機占有。なだめてもすかしてもダメ。終わったら、実家によってお昼を食べて新宿御苑に行く約束をしていたので、「夕方になったら、アヒルさんに会えないよ」とか、「カメさんも家に戻っちゃうかもね~」と、プレッシャーをかける。

その時だけ、「イヤダー!!行く。ガーガー(アヒル)のところにいく!!」と大泣き。
「じゃ、口をガーゼで拭いてもらおう」というときっぱり、「イヤ」。

慣れさせようとその辺の機械を指差してさわったり。少し興味を示すけれど、すぐに「イヤイヤ!!」。

先生も他の人の診療の間に寄っては「こうせい君、早く終えてカメさんと遊んでらっしゃいよ」と言うが「イヤ!ウエーン」という感じ。

そして昼休みに突入。12時半になってしまった・・・。

こうせいにとって、なによりもイヤなのは、遊びに行く約束を放棄されることだ。でも、歯医者さんに行って先生に歯を診てもらう事が、御苑に行く条件だったので、もしもこのままこうせいが、今日の課題をこなせなかったら、どこにも行かずに家に戻るつもりだった。

先生にもそう話し、帰ることにした。こうせいには
「今日はこうせいは、先生に治療してもらえなくてねえね(私)との約束を守れなかったから、御苑には行かない。ぐうまあ(実家)にも、行かない。家に戻ろう」と言うと、パニックを起こして大泣きした。

もう暴れて暴れて、他の先生や衛生士さんたちは呆気に取られて見ている。

今度は診療台から離れない。「家に戻るのはイヤだ!!ガーガー!」と叫ぶも抱きかかえて診療室から無理やり出す。

待合室でも泣いて泣いて、診療室に入ろうとするが無理やりコートを着せると泣いてクシャクシャになった顔で、「ねえね(私のこと)がやるならいい」と譲歩してくる。

先生に相談すると「僕にやらせないと意味がない」と言われ却下。もう、泣き叫んで入り口のドアも踏ん張って中々出ようとしないけれど、抱きかかえてエレベーターに乗せて外に出る。

そこで、こうせい遂に折れる。泣きながら「せ、しぇんしぇいにやってもらう~」。

「勝った!」と思いましたね。こうせいは自分で明言すればやるタイプなので、気が変わらないうちに慌てて診療所に戻り、診察室へ。先生が来る前に、もう口を開けて待っている。

そして3秒でガーゼ拭きは終わり、いとも簡単に、口もゆすぎ終了。時間は1時10分になっていた。延々三時間強、戦い続けました。

終わると「痛くなかったね~。はやくご飯食べてガーガー行こうね」なんて言ってる。もう!!!!親は悪阻でゲロゲロなのに・・・。

母と近くのホテルでランチを食べる。こうせい爆食。そりゃあ、お腹も空くでしょう。そして約束の御苑へ。

三時間、閉園まで目一杯遊びました。

その日は私も疲れきり、オエオエが悪化したことは言うまでもありません・・・。

でも、、こういう風に他人を巻き込んでこうせいに「やるべきことは絶対にやらないといけない」ことを教えられる機会が持てたのは幸せかも。普通の歯医者さんだったら、無理やりやるか、どこかで妥協するか。

でも、先生には妥協はない。今日決めた課題を絶対にやらせるまでは返さないという信念を持っている。
私も同じ気持ちで臨むつもり。その代わり怒らず冷静に。ちゃんと抱きしめてあげて。

でも、まだ歯も診てないんですぞ、先は長すぎる。


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